食の安心・安全・五つ星店
食品衛生協会では、食品衛生協会の会員である食品営業者が、安心で安全な食品を消費者の皆様に提供するために、日々行っている食品衛生対策5項目(食品衛生管理項目)についての実施状況等を、プレートにて店頭に掲示し、消費者の皆様が食事をしたり食品を購入する際に安心して利用できるお店選びの目安となるよう、本事業を実施しています。
HACCP型五つ星店について
食品衛生法の改正で、営業者は令和3年6月1日よりHACCP型衛生管理を行うことが義務化されました。 長野県食品衛生協会では、HACCP対応の「新しい自主管理手帳」を作成しましたので、この「新自主管理手帳」を利用したHACCP型衛生管理に取り組むことで、同時に「HACCP型五つ星店」への登録が可能となります。
HACCP型の掲示プレート の種類
左側写真は、HACCP型の掲示プレート等(左:A4判 壁面掲示プレート、中央:あんしんフード君加入者が貰える HACCP型フラッグ、右:A5判 卓上置型プレート)
掲示プレート等について
A4判 壁面掲示プレート
合格判定済シールは、右下に貼付します。
A5判 卓上置型プレート
硬質アクリル板製でカウンターなどに置ける衝立です。 合格判定済シールは、右下に貼付します。
ステッカー
ハガキサイズのステッカーです。
どこにでも貼って使えるシールタイプ。
※別途購入が必要です。
制度の概要
- 公益社団法人日本食品衛生協会が、消費者に有益な情報提供を行う方法として全国で展開を進めている事業です。
- この事業への参加は任意ですが、食品衛生協会の会員でなければ参加出来ません。
- プレートで掲示する食品衛生対策は5項目の食品衛生管理項目とし、参加店舗はこの5項目を実施するものです。
- 参加店の5項目の実施状況については、食品衛生指導員が判定を行い、プレートの該当場所に合格判定済シール を貼付します。(毎年度、実施状況を確認して、その年度の合格判定済シールを張り替えます)
- 当年度に全5項目に合格した参加店は、「食の安心・安全・五つ星店」として登録され日本食品衛生協会等のホームページに掲載されます。
実施する食品衛生管理5項目と内容
☆① 従事者の健康管理実施店(健康診断及び検便検査)
○従事者からの食品等を介して発生する食中毒防止等に努めます。
◆営業者は、従業員に年1回以上の健康診断及び年1回以上の検便検査を受けさせています。
☆② 食品衛生講習会受講店(従業員教育を含む)
○食品衛生に関する新しい情報を習得し、食中毒防止等に努めます。
◆営業者(食品衛生責任者)は、食品衛生責任者実務講習会を含め年1回以上の食品衛生講習会を受講しており、年2回以上従業員に対し衛生教育を行っています。
☆③ 衛生害虫等の駆除対策実施店
○清潔で快適なお店づくりに心がけます。
◆衛生害虫等を媒介とした食中毒等の防止を図るため、年2回以上の駆除作業の実施、又は衛生害虫等の生息状況を年2回以上確認し記録しています。
☆④ 食品衛生管理記録実施店
○安心で安全な食品を提供するために、お店の衛生状況を点検記録します。
◆「毎日の点検項目記録票」に日々の衛生管理項目を点検してその結果を記録しています。また、当協会が作成した「自主管理点検票」で毎月の点検も行い記録しています。
☆⑤ 食品賠償責任保険加入店
○万が一の食中毒事故等の備えとして保険に加入します。
◆被害者救済のため対人補償金額が5,000万円以上である食品賠償責任保険に加入しています。
参加を希望される営業者は最寄りの地域食品衛生協会にお問い合わせください。
五つ星取得店一覧
◆県内の五つ星取得店一覧[2024/10/28]
上記リンクのPDF内に店舗ごとのリンクがございます。
◆全国の五つ星取得店一覧(日本食品衛生協会)(更新中)
◆Instagram(画像で閲覧):全国のHACCP型五つ星店